ここ数年、都市部を中心に自転車に乗る人が増え、いまや「街乗り」というカテゴリーができたほど、自転車は人気があります。
それは健康志向や環境意識の高まり、またサイクルアパレルという名前が生まれたように、自転車に乗る時の服装や小物を数多く選べるようになったことなど、様々な理由があります。
「街乗り」には、「行ける範囲はなるべく自転車で」という感覚で自転車を利用する人々を中心に、自転車で通勤する「ツーキニスト」や、自転車で荷物を運ぶ「メッセンジャー」、また最近爆発的に乗り手が増えている「ピスト」と呼ばれる固定ギアの自転車に乗る若者たちも、このカテゴリーに入ります。
横浜の海・青空・街並みは、自転車で走った時が最も気持ち良く、非常に相性がいいため、観光客にも自転車の利用を勧めると良いのですが、先ず横浜市民自体が自転車のある生活を楽しむところから始めることが大事だと考えます。そのためには、皆が楽しみにするような大きなイベントを定期的に開催していくことが必要です。

 


本イベントでは、この「街乗り自転車シーンと横浜の街」をキーワードに、映像やアートの切り口も加えて、自転車に乗る楽しさ、自転車が人と人を繋ぐコミュニケーションツールであること、自転車からインスパイアされる表現について一緒に感じてもらい、「積極的に楽しもうとする気持ち」を大切に、新しい感覚で自転車と付き合う人々が横浜の街に増えることを目指します。